【S31 最終185位R1911】時代は黒馬?いいえ黒熊です。ジガザシと歩んだ上振れ日記

 

皆様、シーズン31もお疲れ様でした。

きまい#と申します。剣盾も中々過疎ゲーになってきていますがいかがお過ごしでしょうか。今シーズンはタチフサグマ入りでぼちぼちな結果を残せたので記事にします。

良かったら最後まで読んでいただけると幸いです。

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【パーティコンセプト】

①宿木やスカーフなどのデメリットや、状態異常で荒らした後、エースを安全に着地させて崩しを行い、撃ち漏らしをスイーパーで詰める

②主役(エース)と脇役(起点作成)が相手構築に応じて変わるフレキシブルな構築

ex. 主役(ジガルデ) 脇役(タチフサグマ)

、主役(テッカグヤ) 脇役(ジガルデ)

、主役(ジガルデ) 脇役(テッカグヤ)

 

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【パーティ構築経緯】

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①まず今期はジガルデを使ってみたいというなんとなくな発想からパーティを組むことにした。

 

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②もう一体の禁伝枠は、ジガルデの苦手な氷、ドラゴン、フェアリーを一貫して見ることの出来るザシアンが適任であると考えた。ザシアンの苦手な炎に対してもジガルデが役割を持てて、補完に優れていると思い、禁伝枠2体を決定。

 

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③ジガザシだとヌオー1体に完封される為、欠伸をシャットアウト出来る身代わりを搭載したパワフルハーブ持ち特殊テッカグヤを採用した。

この時点で①ジガルデ③テッカグヤダイマエース、②ザシアンを詰め要員として運用することを主な軸とした。①ジガルデを敢えて起点要員として採用して、③テッカグヤを通すサブルートも視野に入れた。①③をよりエース運用しやすくする為に明確な起点要員がいると考えた。(以下④)

 

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④本構築ではスカーフタチフサグマを採用した。理由は以下4点(技構成は後述)

⑴スカーフトリックによるデメリット押付け

⑵スカーフ電磁波による相手エースのS操作

(上記2点は本当に読まれることが無かった)

⑶捨て台詞による対面操作

⑷トップメタの黒バドに一方的に強く出られる

ミミッキュでも似たようなことは出来、行動保証もあるので、序盤は採用していた。しかし⑶⑷の性能も持ち合わせているのはタチフサグマの唯一性であると感じ、シーズン中盤からタチフサグマに変更し最後まで使い続けた。

 

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⑤ ①〜④では初手カバルドンのあくび吹き飛ばし展開をケアすることが出来ず、初手ダイマ枠としてCS珠ガマゲロゲを採用した。

 

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⑥最後の詰め枠として、こちらの禁伝枠をメタモンでコピーされたとしてもデメリットが少なく、①〜⑤でやや対策の薄かった相手のカイオーガ、ゼルネアスに対して明確な役割を持てるヌケニンを採用した。

 

以上6匹にてパーティが完成した。

 

【個体解説】

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①ジガルデ

持ち物:食べ残し

特性:スワームチェンジ
性格:しんちょう
技構成:サウザンアロー/みがわり/とぐろをまく/へびにらみ
実数値(努力値):213(236)-121(4)-142(4)-*-144(124+)-133(140)

スワームチェンジ後:321-121-142-*-144-123
調整意図:

H:スワームチェンジ後16n+1

B:蜷局の数値効率を考慮し偶数

S:準速マンムー抜き

残りD

 

体力お化け、スワームチェンジ後ならHBサンダーの暴風を身代わりが確定で耐える。本構築のエースでもあり、相手側に不利な駒が見てたら麻痺巻きの起点作成要員としても運用シフトできる非常に汎用性の高い1体。先発の起点作成前提にはなるが、最低でも一度は蜷局を積めてさえいれば、ダイアースを絡めることで流行りのザジバドに両対応出来るようになり、非常に動かしやすくなると感じた。ホウオウダイナ、バドホウオウにも後述て触れるタチフサグマとセットで積極的に投げていった。HBポリ2、鉄壁ナット、襷マンムー、水ウーラオスなどメジャーな一般枠には弱いので、裏のザシアン、カグヤなどを絡めながらサイクルを形成していくことを意識した。

 

 

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②ザシアン

持ち物:朽ちた剣

特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
技構成:巨獣斬/インファイトでんこうせっかワイルドボルト
実数値(努力値):197(236)-220(76+)-136(4)-*-152(132)-176(60)

調整意図:

A:11n

HB:A252霊獣ランドの地震確定耐え

HD:オーガの雨潮吹き15/16耐え

S:余り(ミラー意識するなら更に振っても良い)

 

主に詰め要員。優秀なサブウェポンによる崩しの駒としても一役買ってくれた。ミラーには基本上取られると思って立ち回った方が良い。

この構築でこの調整が正解だったのかは分からないが、イベルorサンダーの特化珠ダイバーン、オーガのスカーフ潮吹き、ゼルネのEF込みC2↑ダイサンダー、控えめ黒バドのC+1アスビを耐えたりと生きた場面がかなり多かったので個人的にかなり気に入っている。

序盤〜中盤にかけて流行った黒バドホウオウポリ2に対しても圧をかけられる技構成にして正解であったと感じている。ポリ2対面は、ホウオウバック読みで強気にワイボを押しましょう()

 

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テッカグヤ

持ち物:パワフルハーブ

特性:ビーストブースト
性格:ひかえめ
技構成:エアスラッシュ/メテオビーム/やどりきのタネ/みがわり
実数値(努力値):189(124)-*-123-154(108+)-124(20)-113(252)

調整意図:

C:11n

HB:ダイマ時 A252珠エースバーンのキョダイカキュウを15/16耐え

HD:ダイマ時 C特化サンダーのダイサンダー(140)を15/16耐え

S:準速


構築の第2のエース。ヌオードヒドナットを身代わり始動で一方的に嵌めれる「守り」の性能と、麻痺によるS操作・捨て台詞による対面操作前提になるが、ホウオウランドなどを起点にメテオビームダイジェットでエース運用する「攻め」の性能。攻防一体を体現出来た非常に使い勝手の良い一体であったと感じている。

 

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④タチフサグマ

持ち物:拘りスカーフ

特性:まけんき(こんじょうでも別にいい)
性格:ようき
技構成:すてゼリフ/でんじは/じこくづき/トリック
実数値(努力値):169(4)-131(164)-122(4)-*-112(84)-161(252)

調整意図:

A:H52B244振り黒バドまでなら地獄付きで確定1発(叩き落とすは、スカーフトリックとの相性が悪く不採用)

HD:最速襷黒バドのドレキを90.3%で2耐え

S:最速(Gダルマと最低限同速勝負にしたい)


本構築のMVP。ガオガエンとスカーフミミッキュを足して2で割ったような性能といった感じかもしれない。スカーフトリックによって受け構築入りの先発ダイナを機能停止にしたり、スカーフ電磁波・捨て台詞によって相手の初手ダイマックスを妨害したり、基本先発に投げておけば最低限の仕事を果たし、裏のエース枠の積みの起点を作る役割を担ってくれた。

こちらのザシアンが、インファやワイボで耐久が下がった状態で相手を突破し、相手の黒バド死に出しに対しても誤魔化しが効くので、その点はミミッキュよりも評価している。

 

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ガマゲロゲ

持ち物:命の珠

特性:すいすい
性格:ひかえめ
技構成:ハイドロポンプ/だいちのちから/どくどく/マッドショット

実数値(努力値):181(4)-*-95-150(252+)-95-126(252)


特に語ることがないが先発カバルドンに対し、初手ダイマでテキトーに荒らす動きは安定して強かった。メタモンがウッキウキでやってくるので草技は不採用。ダイウォール枠の毒毒と、S操作による後続サポート用のマッドショットはテキトーに採用したが意外と生きる場面は多かった。パーティの穴を時々埋めてくれる枠(終)

 

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ヌケニン

持ち物:気合いの襷

特性:ふしぎなまもり
性格:さみしがり
技構成:ポルターガイスト/おにび/こらえる/かげうち
実数値(努力値):1-156(252+)-45(-)-*-50-92(252)

調整意図:

ASぶっぱ

B個体値0(DL対策、メタモンがコピーしてきても影打ちで確定1発)


詰め枠その2、パーティで比較的重かったオーガやゼルネに対して強く選出できる。ザシオーガの並びは必ずどっちかがヌケニンに対する打点を持ってるので必ずケアしましょう。

 


【基本選出】

①起点作成+エース+詰め

・黒熊+ジガ(カグヤ)+ザシ(ヌケニン)

・ジガ+カグヤ+ザシ(ヌケニン)

②初手ダイマ+詰め2体

・ゲロゲ初手ダイマ+ザシアン+ヌケニン

のどれか

 


【苦手な並び】

危険度:★☆☆

イベル+ザシアン

相手が先発ザシで来るとなおキツイ。起点作ってもジガザシ対面、相手のザシの麻痺バグに依存した立ち回りになってしまい、ダイマでザシ突破してもダイアースを後続のイベルで透かされる。

 


危険度:★★☆

ゴツメ日食ネクロ+ゼルネアス

ザシの体力管理が非常に重要。スカーフトリックを上手く禁伝枠に押し付けられるとやや有利に立ち回れる。ダイマのタイミングをミスると事故る。

 


危険度:★★★

竜舞ゼクロム+何でも無理

ザシのじゃれを切っている影響で、竜舞ゼクロムで全員しばかれます。ゲロゲゼクロム対面を上手いこと作ってダイマ切り合うしか勝ち筋がありません。

 

【あと語り】

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次回こそはレート2000達成して多くの方々に支持してもらえるような記事の投稿を目指します。あとは連敗し続けたら寝るなりして気持ち切り替えましょう。精神衛生上よろしくないです。

最後まで読んで下さった方にレンタルパーティを公開いたします。f:id:swsh:20220701235331j:image

 

 

【S28 最終212位 R1939】超対面前のめりゼルネクロ

皆さまシーズン28お疲れ様でした。

きまい#と申します。今シーズンは超対面前のめり構築のゼルネクロを使用しておりました。

 

覚え書き程度で調整を書き留めておきます。ご参考にしていただければと思います。

 

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【パーティコンセプト】

壁貼り+積みエース+ストッパー

よくある壁構築の並び、一方的にパワーを押し付けていくので試合時間も短い。場数をこなしながら超火力に気持ちよくなりたい人におすすめ。

 

【パーティ紹介】

①ゼルネアス

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持ち物:パワフルハーブ

特性:フェアリーオーラ
性格:ひかえめ
技構成:ジオコントロールムーンフォース/かみなり/ドレインキッス
実数値(努力値):219(140)-*-122(52)-188(156+)-124(44)-134(116)
調整意図:

HB イベルタルのA特化ダイスチル75%耐え

HD C252ムゲンダイナのヘド爆毒ダメ込み耐え

S 準速マンムー抜き抜き

C 余り (C↑2 EF下 ダイサンダーでH252ザシアンが75%乱数)

 

積みエース①。調整はいいアイデアが思い付かず上記の通り。壁下で短期決戦に持ち込みたいので、身代わりは採用見送り。気合玉は仮想的のナットレイを他に任せているので見送り。技構成はこれで確定。

 

②日食ネクロズマ

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持ち物:命の珠

特性:プリズムアーマー
性格:いじっぱり
技構成:メテオドライブかわらわり/ロックブラスト/りゅうまい
実数値(努力値):199(212)-209(100+)-148(4)-*-130(4)-121(188)
調整意図:

H:10n-1 命の珠ダメ最小

A:11n

S :S無振り100族抜き

 

積みエース②。地雷技を2つ所持。1竜舞出来ればホウオウ、オーガ、イベル、ナット、HBサンダーなど本来不利対面の相手にも居座れるようになります。

 

③エースバーン

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持ち物:きあいのタスキ

特性:リベロ
性格:いじっぱり
技構成:とびひざげり/かえんボール/ダストシュート/ふいうち
実数値(努力値):155-184(252+)-95-*-96(4)-171(252)

 

ストッパー枠①。ゼルネクロがメタモンにコピーされた時の切り返し枠。初手ダイマ、初手ザシバドをいなしてくれるのが優秀で先発運用も可能。(こらえるも入れたかったが技スペが足りず見送り、カウンターは読まれる為不採用)

 

メタモン

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持ち物:こだわりスカーフ

特性:かわりもの
性格:ー
技構成:へんしん
実数値(努力値):155(252)-*-*-*-*-*

 

ストッパー枠②。特に書くこと無し。

ザシバドコピーしても相手も裏で対策してるので動かしにくかった印象。

 

⑤カプ・コケコ

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持ち物:ひかりのねんど

特性:エレキメーカー
性格:おくびょう
技構成:リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ/しぜんのいかり
実数値(努力値):175(236)-*-108(20)-115-95-200(252+)

調整意図:

HB:16n-1、A無振りカバの地震を砂ダメ込み確定耐え、HSザシアンの巨獣斬93.8%の乱数

S :最速

 

壁貼り枠。レジエレキとの差別化点は、カバ・受けルに対して挑発と固定ダメを入れられること、エレキフィールドを貼ってゼルネアスのダイサンダーの火力を上げられること。

構築が露骨な壁貼りであり、サイコファングザシアン、瓦割りランドロスで対策されることも結構あったので運用が難しかった。

 

⑥霊獣ランドロス

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持ち物:ラムのみ

特性:いかく
性格:ようき
技構成:じしん/そらをとぶいわなだれつるぎのまい
実数値(努力値):165(4)-197(252)-110-*-100-156(252+)

 

積みエース③。地面電気の一貫を切りたくて採用。ステロあくびから入ってくれるカバを一方的に起点にしたり、状態異常に依存してる相手(ホウオウ、ジガルデ、ルギアなど)を許さず一方的に火力を押し付けられたり、コケコが出しにくい構築に威嚇を撒いて禁伝を動かしやすくしたり、汎用性の高い一体だった。

 

【基本選出】

・コケコ+積みエース+ストッパー or

エスバ+積みエース2体 or

エスバ+積みエース+メタモン

が基本的な選出、初手ダイマな前のめりな構築には基本エスバから入ってました(こらえる欲しい)。

 

今シーズンこそ2000載せます。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

ポケモン剣盾シーズン26 最終1854 623位/最高1875

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ご無沙汰しております。きまい#と申します。

今シーズンもお疲れ様でした。ダイパリメイク発売を記念して(?)ディアルガ構築を組みました。わりと自分の中では安定した立ち回りを確立出来たため、是非ご参考にしていただけると幸いです。

 

【パーティコンセプト】

起点作り+積みエース+フィニッシャーの3枠運用

相手の考慮外のムーブにより、見えない勝ち筋を通していく

 

【個体紹介】

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ディアルガ@食べ残し

特性:プレッシャー
性格:ずぶとい
技構成:みがわり/てっぺき/ボディプレス/ラスターカノン
実数値(努力値):205(236)-*-170(116+)-171(4)-122(12)-128(140)
調整意図:
H 身代わりが地球投げ耐え
HD 身代わりが無振りサンダーの熱風93.7%で確定耐え
S 準速ウオノラゴン抜き(最速カグヤ、遅いサンダーも抜ける)

 

ディアルガに後出しされるポリ2ハピラキバンギなどの特殊受けを一方的に起点に出来るパーティのエース①。

スカーフ、チョッキ、珠が流行し、残飯鉄壁ボディプレはまず警戒されなかった。Bを積み切ればザシアン、ランド、ラオス、エースバーンも切り返せる点が強い。

ここまでS振りすることで鉢巻準速ウオノラゴン、最速カグヤも一方的に起点に出来た。

受けループにも強く、基本的に先発運用。後出しラッキーに痛手を負わせましょう。裏に吹き飛ばし持ちエアームド地震持ちヌオーがいない場合、こちらが突破されることが無く、TODを狙える。

禁伝の専用技PPが最大8であることが多く、身代わりを残せれば、特性のプレッシャーでダイマ砲や聖炎、メテオドライブ等のPPを枯らすことが可能。

相手の考慮外からじわじわと勝ち筋を通していくムーブがとにかく強かった。

 

 

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ガラルファイヤー@オボンの実

特性:ぎゃくじょう
性格:おだやか
技構成:もえあがるいかり/暴風/わるだくみ/高速移動
実数値(努力値):196(244)-*-111(4)-133(100)-165(36)-126(124)
調整意図:

H 4nでオボン発動しやすく

C あまり

HD ムゲンダイナの眼鏡ダイマ砲をオボン込みで2耐え

S 1ジェットで最速エースバーン抜き

2ジェットで1ジェット最速サンダー抜き

 

黒バドやアタッカーダイナなどディアルガが倒しにくい特殊アタッカーに対して選出するエース②。火力不足に見えがちだが、逆上と悪だくみのお陰で想像以上の火力を出せました。

この枠が初めはバンギだったが、バンギは黒バドには強いがラオスに弱過ぎるという点から、Gファイヤー採用に当たった。

初手DM珠サンダーにはこちらは、ダイジェ2回+ダイウォールで立ち回った。DMが切れた後に、上からもえあがるいかりを打てて切り返せるスペックを持っています。

 

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ヒートロトム@ゴツゴツメット

特性:ふゆう
性格:ずぶとい
技構成:ボルトチェンジ/おにび/でんじは/オーバーヒート
実数値(努力値):157(252)-*-170(220)-125-127-111(36)
調整意図:

HB なるべく高く

S 麻痺最速ザシアン抜き

 

主にマンムー入り、ザシアン入りに対して選出した起点作り枠①

鬼火電磁波であらゆるポケモンに対して状態異常を撒き散らし、裏の積みエースに繋ぐための起点要員。有利対面でボルチェンで対面操作を行い、サイクルを有利に進めてくれる潤滑油としても活躍してくれた。

ただ超大事な場面で当たり前のような顔して鬼火電磁波を外しまくるオンボロレンジなのでそろそろ粗大ゴミ行きかも

 

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カプ・レヒレ@こうこうのしっぽ

特性:ミストメイカ
性格:ずぶとい
技構成:トリック/ちょうはつ/しぜんのいかりくろいきり
実数値(努力値):177(252)-*-183(252)-115-150-106(4)
調整意図:

HB ぶっぱ

残り4は自由

 

ヒレ自身に突破力はないが、相手のゼルネ日ネクジガルデなどの積みエースを尻尾トリック黒い霧で回避したり、自然の怒りで安定したダメージを与えながら裏のエースに繋いでくれる縁の下の力持ち。どんなパーティにも組み込みやすく気に入って使っています。

禁伝枠をエースにする構築が多いが、ゼクロムダイナ以外レヒレを一発で倒すのはなかなか難しいので必ず仕事をしてくれた。

ただこいつも平気な顔して自然の怒りを外す準伝の恥候補なので、個体変更を考えるレベルで世話を焼いた。

 

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ガラルヒヒダルマ@こだわりスカーフ

特性:ごりむちゅう
性格:ようき
技構成:つららおとし/フレアドライブ/とんぼがえり/じしん
実数値(努力値):180-192(252)-75-*-76(4)-161(252)
調整意図:

AS ぶっぱ

D ダウンロード対策

 

ごく普通の型。技もこれで確定。エース枠が切り替えされた時のスイープ役として十分過ぎるほどの瞬間火力を出し、怯みのワンチャンを掴んでくれるのはやはり替えが効かない性能であった。

 

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悪ウーラオス@きあいのタスキ

特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/どくづき
実数値(努力値):175-200(252)-101(4)-*-83-149(252)
調整意図:

AS ぶっぱ

残り4は自由

 

パーティのストッパー、スイーパー役②

ミミッキュ抜いたところで対面では勝てないので、HBサンダーへの乱数が変わるいじっぱりで採用。採用率10%未満で今シーズンはほとんど警戒されないどくづきが刺さった試合があまりに多かった。(アシレマリルリHCレヒレの後出しに対してなど)

瞑想アシパ日ネクが急増しており、日ネク軸には必ず選出していた。

 

【基本選出】

以下の3枠を設けて選出することを意識。

①起点作り(レヒレ or 火トム)

②積みエース(ディアルガ or Gファイヤー)

③スイーパー(悪ウーラオス or Gヒヒダルマ)

勿論相手に合わせた臨機応変の選出は必要。

 

・対ザシアン

ディアルガ+火トム+Gダルマ(or レヒレ)

ラグザシはかなり有利。先発ディアルガvsラグ対面は初手身代わりで欠伸を透かし、鉄壁で要塞化。このムーブだけで降参を貰えることも。

 

・対カイオーガ

Gダルマ(or 悪ラオス)+レヒレディアルガ

オーガのHPを不意打ちやスカーフ蜻蛉、自然の怒りで削っていかにディアルガが立ち回りやすくなるようにするかのPSは発生する。微不利

 

・対イベルタル

ヒレ+Gファイヤー+ディアルガ

初手ダイマイベルが多い、尻尾トリック時にイベルが物理か特殊を判断し、通していくエースを決める。五分

 

・対黒バドレックス

Gファイヤー+悪ラオス+レヒレ

眼鏡型襷型は概ね有利。身代わり宿木型黒バドはかなり厄介、バークアウトが欲しくなる。微有利

 

・対日食ネクロズマ

ヒレディアルガ+悪ラオス

尻尾レヒレ+瞑想アシパ日ネクばかり。弱保発生させないよう注意。こっちの鉄壁ボディプレの方が、相手の瞑想アシパより積みの回転が早い。突破されてもウーラオスで切り返ししやすかった。有利

 

・対ゼルネアス

ヒレディアルガ+悪ラオス

尻尾トリック+黒い霧でジオコンゼルネを機能停止にし、後発のディアルガダイマで切り返す。有利

 

・対ジガルデ

Gダルマ+レヒレディアルガ

ジガルデを氷打点で倒すか、黒い霧挑発で起点回避か、鉄壁ボディプレで応戦するか、パーティに応じて立ち回りを変えます。S結構振ってるジガルデは少し立ち回りがしんどい。麻痺バグ狙う前提の悪質なジガルデ増えすぎ。微不利

 

・対ホウオウ

ディアルガ+レヒレ+火トム(or Gダルマ)

HAチョッキホウオウが多く、ミストフィールドで聖炎火傷を防ぎながら鉄壁身代わりで相手を詰ませれば楽に勝てた。有利

 

【きついポケモン

アタッカートリトドン剣舞ランド、剣舞ドリュウズ、メテオビームテッカグヤ:1匹でパーティ崩壊させられます。

ヒドラッキー:先にラッキーに回復のスキを与えなければTOD出来るが、ラッキーに与ダメを稼げず型バレしたら一生ドヒドイデに居座られて誰も突破出来なくなる。

 

【終わりに】

禁伝2体ルールは気が向いたらやると思います。しばらくは面白い構築が出てくるまでのんびりとします。

シーズン15でのカイオーガ軸で1900近くまで載った構築も載せているのでぜひ興味のある方はご覧ください。

https://swsh.hatenablog.com/entry/2021/03/01/230758

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【初心者おすすめ】ポケモン剣盾ランクバトル シーズン15 シングルバトル 【最終順位794位/最終レート1897】

皆さまご無沙汰しております。TNきまい#と申します。今シーズンから始まった竜王戦ルールのランクマッチはいかがだったでしょうか。私はそんなに好きではありません()

 

今シーズン対戦して下さった方々ありがとうございました。1900チャレンジを幾度となく失敗し、最終的にギリギリ1900に到達することが出来ず心残りはあります。その中でも自分なりに意識していた立ち回りを解説していこうと思いますのでどうか最後まで読んでいただきますと幸いです。

トレーナーカード

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最終レート:1897、最終順位:794位

 

○構築経緯

序盤は日食ネクロズマイベルタル、ホウオウ、ザシアン、ムゲンダイナなどの禁止伝説を試していました。しかし、イマイチ性能の良さを引き出せずしっくり来ておりませんでした。そんな中相手のスカーフカイオーガに初手からゴリ押されたり、バトル終盤にスイープされたりしてヘイトが凄かったので、相手のカイオーガ対策を知るために自ら採用。

初手からスカーフ潮吹きをゴリ押していき、こちらの裏にカイオーガ対策枠(ゴリランダー、ジバコイルガマゲロゲラプラスなど)に強い枠(ゴリランダー、サンダー)を控えさせて相手の切り返しを許さないことで、短い試合時間でスピーディーに勝利が可能。

こちらが裏にカイオーガを控えさせる場合は、ゴリランダーやサンダーの後攻とんボルチェンで後続のカイオーガに繋ぎ有利対面を作って、相手の受け出しを許さない状況を作り出すことを意識。

数値受け、積み構築、バトン構築などの相手にはハガネールの鉄壁ボディプレによる切り返し性能、ブラッキーのあくびによる流し性能を駆使して、相手に有利対面・全抜き態勢を作らせないよう選出段階から意識。

中盤以降一定数いたゼルネアスがどうしてもきつかったのでややピンポ気味でメタグロスを途中から採用。(チョッキはカイオーガ対策用でゴリランダーに取られていたので弱点保険。雨状態での相手サンダーのダイバーン、グラスフィールド状態での相手ランドロス地震などで発動させるよう仕向けてみたり、意外と使い勝手は悪くなかった。)

 

○個体解説

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カイオーガこだわりスカーフ おくびょう あめふらし

しおふき れいとうビーム かみなり こんげんのはどう

175-×-110-202(252)-161(4)-156(252)

 

レート終盤に急遽抜擢した禁止伝説枠。ザシアンを上からしおふきで確定1発で制圧できること、ムゲンダイナの眼鏡ダイマックスほうを耐えながら冷凍ビーム2発で倒せること、貯水ラプラスも無理矢理ダイサンダーでゴリ押せること、言わずと知れた瞬間火力お化け。

カイオーガの体力をいかに管理しながら相手にしおふきの圧をかけていくかが重要であり、この構築の肝にもなります。

カイオーガの圧力の影響で、

①スカーフサンダー、スカーフエースバーン、レジエレキ、鉢巻ゴリランダー、すいすいガマゲロゲなどカイオーガのさらに上から殴ってきそうな枠

②呼水トリトドン、貯水ラプラス、HDナットレイ、ラッキーなどのしおふき対策枠

これらが選出段階で見えたら、むやみやたらと先発初手しおふきのゴリ押しだけを狙うのは避けた方がいいと思います。①はほぼ必ず先発に投げられ、②は裏に控えられています。裏に受け駒のハガネールブラッキーを置いたり、先発ゴリランダーかサンダーで後攻とんボルチェンで有利な対面操作など、相手の構築に合わせて臨機応変に対応しましょう。

とりあえずこんげんのはどう外し過ぎなのはどうにかしてくれ

 

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②サンダー@フィラのみ ずぶとい プレッシャー

ぼうふう はねやすめ かいでんぱ ボルトチェンジ

191(204)-×-148(236)-146(4)-111(4)-128(60)

HB:A252一撃ウーラオスの暗黒強打2発16.02%の高乱数2耐え

HD:C252サンダーの10万ボルトほぼ確定2耐え

S:ダイジェット1積みで最速アーゴヨン抜き

 

アーゴヨンいないし、エースバーンスカーフしかいないし、一撃ウーラオス対面は乱数の引き次第で暗黒強打2発でタヒぬし結論、HBぶっぱで良かったです。(HBぶっぱじゃないせいで負けた試合はありませんでしたが)

プレッシャーの理由は役割対象のスカーフエースバーン、襷ウーラオスを羽休め連打によってPP枯らしを狙う為です。ついでにスカーフサンダーの10万ボルトにも対応。(こちらの雨タダ乗りの雷採用型には発狂。)このサンダーでダイマックスを切った後のプレッシャー+羽休め+かいでんぱによるTOD性能も秘めており非常に強力でした。

カイオーガと組んでいる都合上熱風との相性が悪いのでジバコイルディアルガ、ゼルネアスなども無理矢理見ることが出来るかいでんぱを採用。対ナットレイは必中暴風、裏のハガネールの鉄壁ボディプレスで見るやや苦しい立ち回りを強いられました。

カイオーガ対策の筆頭鉢巻ゴリランダーを後投げ安定で見ることが出来、ボルトチェンジでの対面操作も可能でこのパーティに良くマッチしていたと思います。

 

 

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ハガネール @オボンのみ のんき がんじょう

てっぺき ボディプレス ジャイロボール ステルスロック

182(252)-106(4)-277(252)-×-85-31

HB:A252エースバーンの火炎ボール、A252ウーラオスインファイトをオボン込みで2耐え、A252(↑1)ザシアンのインファイト+(B↑2状態で)インファイトをオボン込みで確定耐え

S:最遅

 

上記の通り化け物滲みた物理耐久を誇り、レジロックボスゴドラよりもタイプが優秀です。ほぼ全ての物理アタッカーを詰ませることが出来、理論上A252(↑1)ザシアンに対しては後出しからでも、

きょじゅうざん+インファイト+(B↑2状態で)インファイトをオボン込みでなんと36.84%の乱数で、返しのB↑2ボディプレスで確定1発となり、こちら側が微有利となります。死に出しからならより安定してザシアンに勝つことができます。

対鉄壁ボディプレナットレイでも相手が悠長に宿り木の種を蒔いている間にこちらは先に要塞化しておきましょう。相手に鉄壁を積むスキを与えずボディプレス連打で勝てます。この型のナットレイにまもるを入れるスペースがないので下手にまもるケアするよりボディプレスで攻め込んだ方が吉です。

 

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ブラッキー@たべのこし しんちょう せいしんりょく

あくび のろい しっぺがえし つきのひかり

202(252)-86(4)-130-×-200(252)-85

HB:A252ランドロス地震を残飯込みで確定2耐え

A↑252(↑2)日食ネクロズマのダイスチルをB↑1でほぼ確定耐え

HD:C252珠サンダーのダイジェットを残飯込みでほぼ2耐え

鎧の孤島解禁前とかにこの型を提案してたら、鈍いカビゴンの劣化だのバッシングされていたと思います。しかし今シーズンはイベルタルのダークオーラへのタダ乗り、黒バドレックス、ラム剣舞型以外の日食ネクロズマに対抗できるなどかなり需要が上がっている1匹だと思います。特性はアイヘ怯みがウザいのと、あくび撒いた後に相手の攻撃の状態異常追加効果が相手にシンクロするのが不便だろうと思ったからです。

オーロンゲなどが始動の壁バトン構築にもぶち刺さります。オーロンゲが選出段階で見えたら1点読みでブラッキーを先発に出していました。いたずらごころ電磁波も効かないので、相手が悠長に壁を張っている間にガンガン鈍いを積んで要塞化しました。バトン先の瞑想アシパ日食ネクロズマなどが何も出来ずににちゃにちゃできます。クレッフィー・ゼルネアス構築やピクシーなどはさすがにきついのでメタグロスでカバーしましょう。

 

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メタグロス@弱点保険 いじっぱり クリアボディ

れいとうパンチ アイアンヘッド じしん バレットパンチ

181(204)-187(116)-151(4)-×-134(180)-91(4)

A:11n、耐久無振りゼルネアスをアイアンヘッド+バレットパンチで確定1発

HB:A252エースバーンの火炎ボールを確定耐え

HD:まきびし1回分ダメ+C252(↑2)ゼルネアスのダイサンダー(雷媒体)+EF込みダイサンダーを、ダイアースによるD↑1込みで確定耐え

 

ほぼ対ゼルネアス専用機(こんな調整見たことない....)。チョッキが持てないのでDにかなり厚く調整。正直、先にジオコンを積まれてしまっていた場合、ダイマックス同士の打ち合いでは負けてしまいます。しかし相手のダイマターンも枯らせ、後続にゴリランダーが残って居れば詰めに行くことは可能。ジオコン積むスキを与えないようかなり慎重に立ち回りを行う必要がありました。 

最後の1枠をあれこれ考えているうちにシーズン終了してしまい、あまり選出する機会が無かったので対ゼルネアス以外のことであまり書くことがありません。この1枠一体何が良かったのか有識者の方良ければ教えて下さい。

 

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⑥ゴリランダー@とつげきチョッキ いじっぱり グラスメイカ

グラススライダー はたきおとす とんぼがえり 10まんばりき

193(140)-194(252)-112(12)-×-100(76)-109(28)

A:ぶっぱ

B:余り

HD:C252カイオーガの雨込み威力150潮吹きを確定2発耐え

C↑252ラプラスのキョダイセンリツ確定耐え

S:S4振りロトム抜きらへん意識

 

相手のカイオーガ対策枠。チョッキによって安心して後投げ出来、鉢巻なしでもグラスラで確定1発のためこのような調整となった。馬力は警戒されないのかジバコイルヒードラン対面でも居座られた。先発ゴリランダーVSサンダー対面で相手サンダーはほぼボルチェン押してくれるので、ヤンキー居座りして後攻とんぼで控えのカイオーガを無償降臨させる動きがよく決まりました。

火力もサイクル性能も高いのになんでみんな使わないんだろうと思うくらい便利な1匹でした。

 

○基本選出(あくまでの目安としてご参照ください)

カイオーガ+ゴリランダー+サンダー

先発をどうするかは相手のカイオーガ対策具合で調整

カイオーガ+ハガネール+ブラッキー

この場合ガンガンカイオーガダイマックス切ります。初手ダイマで暴れてから裏の受け回しでクルクル

カイオーガ+ゴリランダー+メタグロス

ゼルネアスが見えた時の並び

 

○きつかったポケモン及び並び

S級

クレッフィ+ゼルネアス

クレッフィワンパン出来ないしカイオーガに電磁波入れられたくないし、壁ターン枯らそうとしてもまきびしなんか撒かれまくったらジ・エンド

・コスモパワーヘドロムゲンダイナ

先に身代わりなんか展開されたら誰も何も出来なくなります。

・特殊珠フェローチェ+ゴリランダー

読めるかい。ビーストブーストでS上がったら白目、カイオーガで切り返してもゴリラでジ・エンド、捨て試合。

 

 

A級

・襷悪ウーラオス+剣舞ランドロス

忘れた頃にやってくる剣舞ランドロス、ダイジェット積まれたら終わりなのでカイオーガ+ハガネールでのカバーが重要

・初手ダイマ白バドレックス+ミミッキュ+襷悪ウーラオス

白バドレックスが氷タイプなのに鋼に打点あるのが厄介。鋼2枚でごまかすのに必死

・ステロHDナットレイ+耐久ボルチェンサンダー

ナットレイに暴風も潮吹きも入らね、ボディプレしたくてもサンダーバックされて静電気引きます。しっかり熱風も入れてるし。

 

一度S10でも構築記事を書いたことがあるのでご興味ある方は、こちらの記事も読んでいただけると幸いです。

https://swsh-s10.hatenablog.com/

 

最後まで閲覧いただきありがとうございました。